調理師が解説!!食べ放題は元をとれない!?

皆さんは、食べ放題で元をとってやろうと愚かなことを考えたことはありませんか?
お店側も商売なので、簡単に元を取られてしまってはお店が潰れてしまいます(笑)

今回は食べ放題で元を取れない理由、つまり店側のメリットを紹介します。

食べ放題は人件費が節約できる【店側のメリット】

通常のお店だと、注文をしてからオーダーが入りますよね!?
では食べ放題のときはどうでしょうか?

店員さんに注文をしますか?
しませんよね!?ってことはホールにいるはずの接客を担当する人の時給を店側は払わなくて良いわけです。

多少なりともホールの人はいますが、通常のお店と役割が違います。

食べ放題の時は席から離れて料理を取りに行きますよね!?

料理を食べるときに使う箸やお皿は、さて誰が補充するのでしょう(笑)

そうですね。食べ放題のお店ではホールの人は接客が主な仕事ではなく、料理を食べる時に使う箸やコップ、お皿などあとは料理を取り分ける時、あとはお客さんが取り分ける時に使っているトングだったり菜箸の交換だったりします。

もちろん、お客さんに「トイレはどこですか?」と聞かれれば答えますよ、そりゃーサービス業なのですからね(笑)

あとお会計なんかもホールの人がやっていますね。

こんな感じでホールの人はピーク時でも2、3人いれば十分な人数です。

通常のお店のピーク時になるとホールの人が3人ではとても回せません。
※回すとは滞りなく業務を遂行できるという意味です。

食べ放題のお店通常のお店と比べて人件費だけで少なくとも1日5千円以上節約できているわけ。

ご納得いただけましたでしょうか?

食べ放題は大量に食材を仕入れることができる【店側のメリット】

食べ放題のお店は出すものがあらかじめ決まっており、同じ食材を大量に仕入れることができます。

大量に仕入れると、原価が多少は安くなります。

なぜか?

食べ放題のお店に食材を下ろすメーカーさんもなるべく在庫を持ちたくないワケです。
食材なのでなおさらですね、長いあいだ置いておくと腐ってしまいます。

在庫が大幅に減る訳なのでメーカーさんにもメリットがあり、食べ放題のお店側も安く仕入れることができます。
WIN-WINの関係が成り立つわけですね。

大量に注文することにより値段が安くなるのはよく知られていることです。

たとえば、2個買うと10円値引きしますよって言うのも同じことです。
2個買ってくれるなら10円くらいは安くしてもいいですよってことになります。

通常の飲食店だと大量に購入する訳にはいきません。
お客さんが注文した品をつくるので、どの品がどのくらいの数売れるかわからないからです。

それに比べて食べ放題のお店は仕入れた食材を使って料理を作ってだしておけば良いわけなので、食材費を安く仕入れることができます。

好きなものを好きなだけ食べられる【あなたのメリット】

あなたは食べ放題のお店に行く目的はなんですか?

もちろん、空腹を満たすためでもありますが、お腹いっぱい食べたいという欲望を叶えるためですよね!?

もちろん通常のお店に行くよりかは高くつくかもしれませんが、それはしょうがない(笑)

その分あなたは料理をたらふく食べられるのですからね。

あなたが元を取れたとしても店側は問題ない!

たとえ、あなたが食べ放題で元を取れたと仮定しても店側はなんとも思っていません。

人はみんな違います。食べる量が多い人、少ない人がいます。

あなたが料理をいっぱい食べて元を取れたとしても、逆に少食でいっぱい食べられない人もいます。

まぁ平均を取れば店側の利益に影響はないわけです。

で~結局はなんで元を取れないの?

あなたは何を基準に元を取ると言っていますか?
おそらく料理の販売している値段で言っていると思います。

通常、そのお店で1200円で食べられるナポリタン250gだとしましょう。

食べ放題でナポリタンを1200円分250g食べたとしてもナポリタンの販売価格分しか食べていません。

販売価格とは仕入れ原価+人件費+粗利益です。

およそ飲食店の原価は30~35%くらいです。本当に店にダメージを与えたければ販売価格の3倍を食べないといけない計算になります(笑)。

まぁそのお店を潰したいならやっても構いませんが(笑)

しかし実際にそれをやっても店は潰れません、さきほども挙げたように人それぞれ食べる量が違います。

1個人では元は取れますが、家族で行きみんなで元を取ろうと奮起するのは無駄なことと心得ておきましょう。

結局のところ元は取れないということになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

1個人では元を取れる可能性はあるが、平均を取ると元は取れないです。

だいぶ歯切れが悪くなってしまいましたが、これにて失礼します。

お読み頂きありがとうございました。